2023/01/15 11:20

こんにちは、名取園です。


本日は桐箱について書いていきたいと思います。





桐箱を使ったお茶ギフト
大正友禅かざぐるま桐箱入り


桐箱とは
 桐と呼ばれる材木で作った箱です。桐は、すべすべして肌触りが良い最高の素材です。高いクッション性とその柔らかさから中身が傷つきにくくなっております。さらに、とても軽いため、重宝されます。

桐箱と茶葉
 桐箱は「機密性」が高く、内部は外部から遮断され湿度や気温など環境の変化から内部の茶葉を守ります。 また、防虫性もあるため、虫が寄り付きません。そのため、茶葉の保管に最適なものなのです。

桐箱の歴史
 日本には桐を使った桐タンスという家具があります。桐を材質にした家具を作り、利用するのは、日本だけの文化です。日本では古くから医薬品や着物、書物など、大切に保管したいものを桐箱に入れてきました。箱の始まりは、宗教の為の用具を納めることでしたが、奈良、平安時代と時代が進むにつれ、箱は貴族の入れ物に使用されるようになります。江戸時代に桐箪笥(きりたんす)が登場してから、桐の収納具が庶民に広まりました。 それまでは竹製の行李(こうり)、木製の長持(ながもち)や櫃(ひつ)など、箱状のシンプルな収納具が使われていました。

今の桐箱 
 桐箱は木目が美しく、防虫、防カビなどの優れた性質がり、軽量であり、高いクッション性があることから、現在までも保存箱として親しまれています。


当店の桐箱のお茶ギフト