2022/09/18 01:35
こんにちは、名取園です。
今回は、当店でも多く扱っている静岡県のお茶生産が盛んなのか、書いていこうと思います。
古くは江戸時代末期〜明治時代初期の話になります。
徳川江戸幕府が新明治政府に倒され、徳川家は静岡県の領地のみを残し、そこで住むことになりました。
新明治政府に、所領のほとんどを取り上げられた徳川家はたくさんの家臣を抱えたまま、収入は激減。
徳川家の懐事情は火の車でした。
そこでもともと地元で盛んだったお茶の生産を行うことで家計を持ち直そうとしました。
当時徳川家臣の身であり、大河ドラマでも有名になった渋沢栄一が静岡県のお茶をあれよあれよというまに全国的なブランドにしてしまいました。
これが静岡茶が日本最大ブランドと言われる理由です。
また、もともと静岡県はお茶の生産に向いた土地でした。
お茶は雪に弱いため、1年を通して積雪することが少ない静岡県では品質の良いお茶が作れます。
平地も多く、日照時間も多いことから、お茶の旨味がギュッと凝縮されます。
このようなことから、
静岡県=お茶
なのです。